vol.16 大阪万博に出展しました!(10/7~10/13)

 

【目次】

1.大阪万博 ヘルスケアパビリオンに出展!(10月  7~13日)

2.社員とともに万博見学!10月10日 17:00~

3.営業日カレンダー

 

1.大阪万博 ヘルスケアパビリオン出展(10月 7~13日)

 

 大賑わいだった関西万博も10月13日に幕を閉じました。先月のパイプマガジンVol.15でご紹介しましたが、大阪城南女子短期大学と 当社を含む地元の企業10社(防災ロッカー製作委員会 with J)とで、大阪ヘルスケアパビリオン内の「リボーンチャレンジ」部門にて出展、無事終了しました。

 

 出展期間は2025年10月7日(火)~10月13日(月)、出展品は「多目的スペース増設機能付き防災ロッカー」でした。

 防災ロッカーは普段は公園や学校・自治体の施設等に設置しておき、災害が発生した時には、トイレ・更衣スペース、おむつ替えエリア・授乳スペースとしても使える多目的スペースにすることができます。また車いすを利用する障がい者の方にも使いやすいトイレ設計としました。

 以下写真は実際の展示スペースです。3m×3mのエリアは、実際に防災ロッカーを展開して多目的スペースとしたときの広さとなり、災害時にもプライバシーが保てる空間となります

 期間中は万博最後の週とも相まって、物凄い数の来場者さんでした!開催時間は9:00~21:00、説明には我々10余名が4時間交代で対応したものの、時間内で来場者が途切れることはなく、休む間もありませんでした。   

 しかし私たちの説明に皆さんがとても熱心に耳を傾けて頂けました。特に沢山の女性の見学者さんより「頑張って商品化してね!」「ウチの町にも置いてね!」と声をかけて頂き、疲れも吹き飛ぶ毎日でした。結局1日あたり1000~1200の来場者数で、延べ8,000人以上の方に当ブースへお越しいただきました。またTV局の取材も入り、出展企業の代表、大学の先生と学生さんに各々インタビューしていただきました。

 

 スタートから2年、出だしはウチのプラスチックパイプでフレームを作り多目的スペースとしてのモニタリングを実施しました。中盤では、軽量化を意識してトイレ部プラスチックフレームや手すりパイプをテスト製作しましたが強度不足でNGとなりました。もうウチの出番無いんやろか〜と思ってたのですが、最終的に4箇所ほど当社製プラスチックパイプを採用してもらえました!

(A):トイレ部便座上部もたれ掛け部分

   PVCパイプ(白)外径38㎜×内径31㎜φ及びジョイント

(B):棚連結支柱

   PVCパイプ(白)外径38㎜φ×内径31㎜φ×長さ2m 2本

(C):テント骨組み 

 

   PVCパイプ(白)外径11㎜φ×内径7㎜φ×長さ3.6m 8本

(D):骨組み固定用支柱パイプ
   
PVCパイプ(白)外径32㎜φ×内径25㎜φ×長さ1m 2本

 

 

 上記(A)~(D)にて当社の部材がお役に立ててうれしい限りです。実際の商品化で採用されそうなのは(A)だけでしょうが(笑)。何より沢山の方にご来場頂き感謝、沢山試作品を作ってくれた社員に深く感謝です!アフター万博も引き続きメンバーが集まり実際の商品化を目指して色々議論と検討を重ねております。皆さんの町にも防災ロッカーが多数設置されるよう頑張って参ります!

 
2.社員とともに万博見学!(10月10日 17:00~)

 「社員を万博に招待!」…出展グループのー企業として当社が選ばれて以降、出展期間中に是非うちの社員さんにも出展品を見に来てもらおうと考えておりました。チケットを一人一枚渡してしまうより、皆で一緒に行って一緒に出展ブースを見るほうが良いかな、休日だと参加者集まりにくいかな・・・と色々考えているうちに予約が取れにくくなってきて(笑)、結局出展期間中の金曜日の15:00に会社を終えて17:00~の予約枠で皆で見に行くことにしました!参加者は皆、初万博で、往路はテンション高かったですね~!

 

 しかし中に入ると人・人・人! 連日20万人越えの入場者数なんで当然ですが、想定以上の混雑ぶりに皆、当惑しておりました(自分は立ち番してたので想定範囲でした(笑))。自社ブースは何とか見学できましたが、他パビリオンはどこも入れず(これも想定範囲です)。社員の一人がミャクミャクくじをしたいのことで、そのエリアに向かい、19:30頃到着するも、18:45に最終受付が終了(つまり2時間待ちということです)で並ぶことすら叶わず!(これも想定してました(笑))とどめは土産物屋ならと公式ショップに行くも、入店に1時間待ち!(これは想定外でした) 結局20:00過ぎには皆疲れ果てて帰路につきました(もちろん帰りの電車も超満員です、これは想定内)。

 当社の万博ツアーとしては、自社展示のブース見学、その後大屋根リングに上がり、各パビリオンの夜景を見ながら散策、その途中にある草原に設置されている自社製作品(パイプを葦に見立てた造形物、パイプ上端にLEDを設置:パイプマガジンVol.15 事例集より)も見学しました。更に花火、ドローンショーを見て、取り敢えず万博の雰囲気は楽しめたようです。

 

 社員の皆さんには期待外れの万博ツアーだったかもしれませんが、ひとまず当社製作の展示品は見てもらえました!どれも皆さんの努力と、その結果培われた技術力があってこその製作品です、これを見てもらって社員一人ひとりが誇りと自信を持ってくれたのではないかと思うと、とても嬉しい限りでした。

 最後までお読みいただきありがとうございました。