最初はフレームのサイズ感を把握するため、発泡スチロールでフレームを
3Dプリンタにて便器を作製しました(①)。次に街頭アンケートを実施するためプラスチックパイプ(当社製)を使用した試作フレームに、覆いパネルをはめ込んだものを使用し、一般の人々から広さや使用感などをヒアリングいたしました(②)。その後、フレームサイズを概ね確定させ、メインフレーム・便座固定部分は金属で、手摺などはブルーカラーのプラスチックパイプ(当社製)を用いた試作品を作り上げ、昨年10月に大阪商工会議所が主催する出展企業発表会に展示し、TV局の取材も受けました。
③の試作品を今回は実際の災害弱者の対象となる人々に使用感をヒアリングしました。その結果、車いすからの移動に対して便座が高すぎ、便座にまたがりにくいなどの意見をいただきました。出展まであと10カ月、対象の利用者がより使いやすい設備となるよう、一同で改善を継続し今後の災害時に役に立つ展示品を目指して参ります!皆様ご声援のほどよろしくお願いいたします。